中年になるとお腹だけがぽこっと出で来る人が増えてきます。。。
いわゆるビール腹、あれ格好悪いですよね。
これから薄着になる季節です。夏に向けてポッコリお腹をひっこめたいものです。
この記事ではビール腹になる原因とそうならないための対策、お腹の凹まし方について解説致します。
この記事が皆さんのお役に立てれば幸いです。
目次
ビール腹とは

ビール腹と言うのは、脂肪がたっぷりついて丸くぽこんとでてしまっているお腹を言います。
あまり若い人には見られませんが中年になってくると増加してきます。
ビール腹の由来は、、、
「Beer belly」 と英語では言います。 bellyは「お腹」の意。
その昔、ビールを保管したり、運搬する際に使用していた木樽の形とよく似ているということでついた名前なのだそうです。

お腹だけがぽこっと出てしまう。ビール腹、あれって男性特有の物のような気がしますよね。女性にはあまり見られないような・・
男性の場合は、胃や腸などの内臓を包み込む筋膜の表面に脂肪がつきやすいのでお腹だけがぽこんと出てしまいます。
女性の場合は、脂肪が太ももや二の腕などの体の柔らかい部分に皮下脂肪としてつきやすいのです。お腹だけでなく体全体に着くのです。
このように脂肪が溜まる場所は男女では違っています。これは、男性と女性のホルモンの違いが原因と考えられています。
ビール腹になる原因

ビール腹になる原因は何でしょうか?
「カロリーハーフ」、「糖質ゼロ」などを謳った商品が登場するなど、ビールは太りやすいお酒と言うイメージが強いですね。
ビールを飲みすぎるとビール腹になるっていうのは本当なんでしょうか?
ここではビール腹になる原因を解説いたします。
たくさん飲めてしまう
お酒の中でも、ビールはカロリー自体はさほど高くはありません。
しかし、飲み過ぎによってトータルでたくさんのカロリーを摂取してしまう可能性が高いのです。
ビールのアルコール度数は、焼酎やウイスキーと違って、それほど高すぎず酔いにくいので、長々と飲むことができ、たくさん飲めてしまいます。
ジョッキで4杯5杯と飲んでしまいますと、ビールだけでも簡単に一食分のカロリーを超えてしまいます。
例えば、居酒屋で中ジョッキ生3杯はそれだけでカロリーは約650kcalとなります。
ご飯1膳のカロリーが約250kcalなので、ビールだけでご飯2杯を軽く超えるカロリーを摂取してしまうことになるのです。
食欲増進作用がある
ビールを飲むときに、それ自体のカロリー以上にもっと気をつけなければならないのは、食欲が増してしまうと言うことです。
ビールの中に入っているアルコールにその秘密があります。
アルコールには、食欲を抑制するホルモンである「レプチン」をを減少させる働きがあります。
ビールを飲むと、このレプチンの濃度が低下して満腹中枢による食欲コントロールが働きにくくなり食べ過ぎてしまうので。
またビールを飲むと「ガストリン」と言うホルモンが分泌されます。
ガストリンは胃酸の分泌を促し、また胃の運動を活発化させるため普段よりもたくさん食べてしまいます。
ある実験によると、ビールを飲むことで、なんと食事量が平均7%上がったのだそうです
またビールは味も苦味があってさっぱりしているので、こってりとした焼き肉や、焼き鳥、フライドポテト、餃子など油が多い味の濃いものと相性が良いのです。
食欲が出ておつまみをついつい食べ過ぎてしまい食べ過ぎた分が脂肪となって、お腹に溜まってビール腹になります。
ビール腹にならない飲み方

ビールはカロリーを摂取しやすく太りやすい飲み物であることが分かりましたが、ビール腹にならなくするためにはどうしたらよいのでしょか?
それには・・・
ビールを飲みながら水分を取る
水分を取ることで、ビールの飲み過ぎを抑えることができ、また血液中のアルコールが早期に尿として排泄されるとも言われており、アルコールによって食欲が増強されるのを抑えることもできます。
空きっ腹で飲まないようにする
飲み始めで酔っ払ってしまうと、アルコールによって大脳が麻痺して理性が働きにくくなり、お酒を我慢するのが難しくなります。飲み始めに軽くおつまみを食べるのが良いでしょう。
おつまみの食べ過ぎやカロリーを多く取るのを控える
はじめに野菜をひと口食べる。野菜のような食物繊維を多く含んだ食品を先に食べることによって満腹感が得られます。そして食べ過ぎ防止につながります。
塩味は控えめにする
塩味には、食欲を増進させる作用があるからです おつまみは濃い味付けは避けてあっさりした味付けのメニューを選ぶ方が食べ過ぎを防げます。
脂質、糖質の多い食べ物は避ける
肝臓がアルコールを代謝する際には、中性脂肪の合成が活発になるため、余剰に摂取したカロリーは皮下脂肪として蓄えられやすくなります。
そのため、お酒を飲むときは、油っこく高カロリーな食べ物を避けましょう。おつまみを枝豆とか刺身、冷奴にしてカロリーを控えるのが大事です。
バランスの良い食事を心がける
夏はビールの季節。夏バテの対策として、いつも以上に栄養をとって、この暑さを乗り切ろうと思う方も多いと思います。
いつも以上に栄養を取ろうとするとカロリーオーバーになり、お腹が出てくる原因となるのです。
たくさん食べて、栄養を取ると言う考えよりも、普段からバランスの良い食事を心がけるといった考え方の方が良いのです
お腹の凹まし方

では、ビール腹になってしまった場合、どうしたらそのポッコリお腹をへこませることができるのでしょうか?
それについて解説致します。
お腹はぽっこりしているのに、足だけ見ると細い方を見かけます。
これもスタイルが良くなく、体型が悪いですよね。
明らかに筋力がなくて、上半身と下半身のバランスが悪いように見えます。
年配の方だけでなく、若い方でもそのようにお腹が出ていて、足がびっくりするほど細い人がいますよね。
体の筋肉の大半は下半身に集中しています。
下半身のような大きな筋肉の量が減少すると、疲れやすくなり、あまり歩かず、乗り物を乗るようになり、ますます筋力が衰えていってしまいます。
そうすると、消費するカロリーが減ってしまい、お腹がまたポッコリしてきて、内臓脂肪の量も増えていくのです。
下半身の筋肉量を増やのはとても重要であり、筋肉量が増えればエネルギーを消費しやすくなり代謝もアップします。
有酸素運動の効果もアップします。
よく腹をへこますのに、腹筋を頑張ってしている人がいますが、
実はビール腹をへこます近道は、下半身の筋力強化なのです。
これはビール腹の方だけでなく、浮き輪のように脂肪がついている脇腹体型の方にとっても下半身の筋肉量増加は必要です。

「人の体は部分痩せができません」
「脇腹をつまんだり」、「塩もみしたり」、「サランラップを巻いたり」している人がいますが、それで局部の脂肪は落ちる事は無いのです。
ウォーキングやジョギング、水泳などの有酸素運動を始めると内臓脂肪が最初に落ち始めます。
短い時間でも継続して行うことが重要です。
例えば、1日4時間以上の運動を1週間に一回と言う形ではなかなか効果は得られません。
それよりも1日30分から60分ほどの有酸素運動を1週間に3回以上することができれば、内臓脂肪を落とす効果があると考えられます。
内臓脂肪が落ちて初めて皮下脂肪が落ちていきます。
脇腹の皮下脂肪が気になっている方は、まずは内臓脂肪をしっかりと燃焼させて落とす必要があります。
摂取カロリーのコントロールと有酸素運動をすることによって、内臓脂肪をまず落としていきます。そしてそれを継続することによって脇腹の脂肪を落とすことができます。
まとめ

いかがだったでしょうか?
結局は摂取カロリーのコントロールと言うところに落ち着きますね。
それが難しいところなんですが、この記事を参考にして生活習慣や飲み方を工夫することによって、ビール腹になるのを予防できると思います。
この記事がみなさんのお役に立てれば幸いです。では
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