スポーツクラブで筋トレをやっている人は以前は若い方が多かったのですが、最近では年配の方も多く見られるようになりました。
中年以上の方が筋トレを始めて効果はあるのでしょうか?意味があるのでしょうか?
やはり若い人の方が代謝が良く筋肉の成長は早いため、筋トレの効果を最大限に得ることができるでしょう。
しかしいくつになってからでも筋トレを始めることはできますしメリットはあります。
この記事では中年でも筋トレで得られるメリットについて説明します。
皆さんのお役に立てれば幸いです
目次
中年からでも筋肉はつくの?

年齢は関係なく中年でも筋トレをすることで十分に筋肉をつけることができます。
とはいえ、年齢が上がっていくと若い人と同じような速度で筋肉がつくことはありません。
しかし、それでも筋肉は年齢に関係なく筋トレをすることで大きく成長していくことができるのです。
逆に筋トレをしなければ20代のころより50歳なら約10%、80歳なら約30%、筋肉量が減るといわれています。
筋トレをすることによって筋肉量が経年的に減少するのをある程度抑えることができるのです。
中年からの筋トレで得られるメリット

中年からの筋トレで得られる主なメリットには、次のようなものがあります。
疲れにくい体になる
筋トレをして体に筋肉がついてくると、以前よりもぐんと疲れにくい体になります。
筋肉がつき筋力もアップすると以前と同じ動作でも弱い力で済むので、必然的に体力の消耗を大きく抑えることができるからです。
疲れにくい体になるこでやる気や集中力を持続することができるので、今までよりも有意義な1日を送ることができるようになります。
特にに上半身を支えていて疲れやすい股関節周辺の筋肉や、太もも、ふくらはぎなどの大きな筋肉が集中している「下半身」を鍛えることで疲れにくい体をつくることができるのです。
スタイルがよくなる
中年になると筋トレをしている人は、あまりいません。
サウナなどお風呂に行くとほとんどの人は、運動不足であったり好きな物を食べ続けたりしているため、腹が出て、お尻が垂れている人がほとんどです。
ビール腹でいかにも中年体型です。
筋トレを続けることで、「胸板が厚くなる」「肩幅が広くなる」「二の腕が太くなる」など健康的でワイルドに変化していき
ます。
筋トレによって筋肉量が増加すると代謝がよくなり脂肪が燃焼しやすくなるのでお腹も引っ込んできます。
スタイルが良くなることで自然と服が似合うようになってきます。
姿見で自分の姿を見るのが好きになりますし、気にすることによってさらにスタイルがよくなります。
ストレスの解消になる
筋トレはストレス解消にも効果的とされています。
運動をして汗をかくと気分がスッキリする感覚、その日にやろうと思っていたメニューをやり切った達成感やつらいトレーニングが終わったあとの心地よい疲労感はストレスの解消に繋がります。
筋トレを行うと、「幸せホルモン」とも呼ばれる緊張をゆるめたり、気分をリフレッシュさせたりする効果がある「セロトニン」や他にもメンタルヘルスを高めるホルモンが大量に分泌されるからです。
主なものとして「テストステロン」「セロトニン」「ドーパミン」があります。などの幸福感や自己肯定感を高めるホルモンが分泌されます。
セロトニン(心のバランスを整える作用)
ドーパミン(活力を与え、やる気を感じさせる効果)
筋トレを行うと達成感やすがすがしさを感じたり、不安や怒りなどから解放されたりするのはこのためです。
また筋トレを続けた結果、集中力ややる気が向上し、仕事のパフォーマンスが向上します。
自身が持てる
筋トレを継続することで、自分の自信にもつながります。
お腹もへこんで、胸板が厚くなり、スタイルがよくなり、また美肌になったりと見た目が変わってきます。
中年になってくるとあまり運動する人がいなくなるので、筋トレを継続していると自分のスタイルが際立ちます。
一人だけ若々しい雰囲気を醸し出しているのがうれしさに変わり、さらに努力するようになります。
それに伴い一つのことを継続できた成功体験は自身につながるでしょう。
自信が持てるようになることで、物事を前向きに捉えられるようになったり、積極的になったりと仕事もやる気が出てきます。
そのように筋トレすることによって見た目が変わり自信がついたり、人前に出るのが楽しくなったりと、精神面にもよい変化をもたらしてくれます。
筋トレで得た美しいボディラインやたくましい筋肉は、周囲の人から高く評価されるようになり、他人からの高評価や好意は、自分は価値がある、相手に認められていると感じさせ自信が持てるようになります。
健康的な生活を送ることができる
筋トレを継続していると筋肉を早く効率よく大きくするためには、健康的な生活を送ることが最も大切だという結論に行き着き勉強するようになります。
健康的な生活を送るための知識を学習したりジムでトレーナーから教わり「食事」や「栄養」、「運動」や「睡眠」、「ストレス」に至るまで、幅広い多くの健康の知識を身につけることができるのです。
得た知識を実践することにより健康的な生活を送っていくことで、体の調子も良くなり精神面も安定します。
毎日、健康的な生活を送っていくことで、どんどん充実した楽しい人生になっていくでしょう。
中年で始めるにはどんな筋トレをしていけば良いのか?

「いきなりジムに通うのは気が引ける」「恥ずかしい」という人は多いのではないのでしょうか。
まずは自宅で気軽に行える「自重トレーニング」がおススメです。
自重トレーニングは、「腕立て伏せ」や「スクワット」、「腹筋」など、自分の体重を利用して行う筋トレで、お金も道具も不要というメリットがあります。
自重なので体に対する負担が少なく故障しにくい、自宅でできる、いつでもできると言うメリットがあります。
自宅トレーニングで運動になれること、習慣化することによって自身がついてきます。
筋肉には「タンパク質」が大事

筋トレをするだけで、どんどん筋肉がついてくる訳ではありません。栄養も大事になってきます。
「筋トレ」と「食事」、この両輪が上手くかみ合って筋肉は成長していきます。
食事の中で大切なのがタンパク質です。
タンパク質が不足していると筋トレの効果が出なくなる原因となります。
筋トレを行うと筋組織が少なからずダメージを受けます。ダメージを受けた際に必要なのがタンパク質です。
筋肉に必要なタンパク質が不足すると、筋肉が分解され補おうとします。結果、筋肉が減少することにより筋トレの効果が出なくなるのです。
筋トレをしていない日でも毎日の食事にタンパク質を含む食事を取り入れましょう。
おすすめの食材は肉、魚、卵などがあります。
植物性食品から取り入れたい方は大豆製品の摂取がおすすめです。
食事以外にプロテインを摂取するのも良い方法です。
しかし、食事からまず摂るのをメインに考えて足りない分をプロテインで補うようにしましょう。
まとめ

- 筋トレを始めるのに年齢は関係なくいくつになってからでも効果はある。
- 筋トレで得られる主なメリットは多くいのでぜひトライしてみましょう。
- 筋トレの初心者は自宅でできる自重トレーニングが簡単なのでオススメです。
- 体に筋肉をつけるためには、「タンパク質」が必要であり毎日の食事から十分なタンパク質をとっていくことが大事。
この記事がみなさんのお役に立てれば幸いです。
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